カテゴリー
最新情報

フラット化する世界(上) |トーマス・フリードマン


フラット化する世界(上)フラット化する世界(上)
トーマス・フリードマン
日本経済新聞社 刊
発売日 2006-05-25
価格:¥1,995(税込)
発送可能時期:通常24時間以内に発送
オススメ度:★★★★






フラット化した世界 2007-02-19
 「フラット化する世界」ではなく「フラット化した世界」が正しい邦訳だろう。世界のフラット化が凄まじい勢いで進行しているのは明らかであり、上下巻に渡る本書によって、これまで安泰であったアメリカやヨーロッパ、そして日本等の先進国におけるミドルクラスの仕事が、インドや中国にアウトソーシングされていく様子が明らかにされていく。上巻では主にインドにおけるIT産業の発展の様子が様々な事例を元に紹介されている。下巻ではフラット化する(した)世界で、アメリカが取るべき方策について述べられている。さらにフラット化による功罪、つまり、アルカイダ等に代表されるテロリスト達がネットワークを構築し、これまで以上に大規模なテロを画策する可能性についても言及している。着目すべきはインドにおける教育水準の高さ、賃金の安さ、成功に対するあくなき執念である。IT産業の発展は、確かにインドの全てを正確には表現しているわけではない。貧富の差は歴然として存在し、経済発展の恩恵を受けているのは一握りのエリートだけだろう。ただ、ここまで巨大な人材の供給源は、アメリカだけではなく、日本にとっても脅威になることだけは間違いない。


購入・詳細はこちら ≫


この記事は2007/2/21に作成しました。